三線についてHistory

各部の名称

各部の名称

三線パーツの主な名称

三線パーツの主な名称

三線の本体は棹(ソー)、胴(チーガ)、糸巻き(カラクイ・ムディ)から構成され、その他に手掛け(ティーガー)、絃(チル)、駒(ウマ)、糸掛け(チルドゥミ)などが付属されています。

三線の弦について

三線の弦

ムディ(カラクイ)…

糸巻きを方言で「カラクイ」あるいは「ムディ」と呼びます。また、調弦する事を「ちんだみ」と言います。
調弦は女弦→中弦→男弦で行います。
慣れない内は調子笛や楽器用のチューナーなどを使い少しずつ回し行います。

  • 女弦(ミーヂル)… 細い糸=下
  • 中弦(ナカヂル)… 中位の太さ=中
  • 男弦(ウーヂル)… 太い糸=上

三線の爪

三線の爪

爪は撥とも言い、牛か山羊の角か象牙を用いますが、最近はいろいろな素材の爪があります。 爪以外ではご自分の爪を5ミリ程伸ばしされて弾かれる方や、ギター用のピックを利用される方もいらっしゃいますが、基本は一緒です。

爪の持ち方

右手の人差し指に爪を入れます。

三線の保存方法

直射日光やエアコンの風が直接当たる場所、 高温多湿や極端に乾燥している環境での保管はお避け下さい。
又、ケースに長期間保管したままの状態も湿気がこもるので、三線にとってはあまり良くありません。
移動などでケースに収納する時は、柔らかい布などで棹に付いた皮脂を拭き取り、必ずウマを外してから収納します。弦は緩めずにそのままの状態にして下さい。

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